1月3日、RioterのIksar氏より今年初めにプレイヤーのレーティングシステムが、「MMR」から「Riot製の独自システム」に変更され、その後年内にマイクロソフトより開発された「TrueSkill2」に変更されることが発表されました。
新年早々(たぶん)、別の独自システム(Riot製)に移行し、その後、試験的にtrueskill 2と呼ばれる新システムに移行する予定です。今のところtrueskillについては評価中だが、期待できそうです。
また、LPがマイナスの状態になることを避けるような変更もあります(-30や+20)。とはいえ、実際にどうなるかは見てみないとわかりませんが—1年の間に多くの調整/修正/バグフィックスが行われるでしょう。いずれにせよ、我々はより良い状態になると確信しています。
レーティングシステムの移行による変更点
レーティングシステムの移行による変更点は以下のようになります。
- 新しいMMRは、勝敗やチーム全体の成績だけでなく、試合における個人の成績(退場、キル、アシスト、目標達成への貢献度、その他)にも基づく。
- 2024年を通して、納得のいくバランスのとれた状態になるまで変更が加えられる。
- 新システムは「TrueSkill2」をベースに、さらにいくつかの変更を加え、現在のレーティングシステムでよく見かける勝って「+20 LP」、負けて「-30 LP」という状態を回避することを目指します。
- ランク戦以外のゲームモードでの成績もMMRに影響します。
- マッチの途中で離脱したり、故意にAFKしたりするプレイヤーには、より大きなペナルティが課されます。
- 新規アカウントを適切なランクに配置しやすくなります。
「TrueSkill2」について
「TrueSkill2」についての詳細情報は、マイクロソフトサイト内にあるTrueSkill 2: An improved Bayesian skill rating system(英語)より確認できます。
「TrueSkill」は、マイクロソフトによりXbox Liveでのコンピュータゲームのマッチング用に開発されたプレイヤーの強さを評価(レーティング)するためのアルゴリズムで、「TrueSkill2」はそれに拡張機能として、個人スコア(退場、キル、アシスト、目標達成への貢献度など)といった追加情報を組み込んだものです。
この拡張機能は、Halo 5 の試合から計算されたスキル評価の精度を大幅に向上させることが示されており、TrueSkill2は68%の精度で過去の試合結果を予測するのに対し、TrueSkillは52%の精度となっています。
TrueSkill 2: An improved Bayesian skill rating system
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