2025年のLoL競技シーンに関する計画が公開、「第3の国際大会」「LJLがAPAC地域に統合」など

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6月12日、「LoL Esports:より明るい未来に向けた計画」より2025年のLoL競技シーンに関する計画が公開されました。

要約
・新たな第三の国際大会が3月に開催
・全地域のスプリット構造が改良・統一
・南北アメリカ(LCS, LLA, CBLOL)、アジア太平洋地域(VCS, PCS, LJL, LCO)の各リーグが統合され、合計5つの地域(Americas, LEC, LCK, LPL, APAC)に
・LJLが地域リーグ(ティア2)に分類され、事実上の降格
・各地域は、新たな大会に1つの出場枠(合計5チーム)、MSIに2つの出場枠(合計10チーム)、Worldsに3つの出場枠を保有

目次

第三の国際大会

2025シーズンの開幕時に、全地域で「スプリット1/国際トーナメント」が始まります。

この大会は、まず地域内での戦いが行われる「地域ラウンド」から始まります。その後、5地域(この変更計画は後述します)からそれぞれ1チームが3月開催の「国際ラウンド」に進出し、ラウンドロビン形式で競い合います。ラウンドロビンの上位4チームは次のブラケットへと進出。6日間続く国際ラウンドの最後に、新たな国際大会の王者が決定します。

2025年、この新トーナメントでは新たなゲームモード「フィアレス ドラフト」が導入されます。フィアレス ドラフトは、「シリーズ内の前の試合でピックされたチャンピオンがバンされる」という形式であり、導入理由としてチャンピオンに多様性を生ませるためと説明しています。

また、この国際大会の結果はMid-Season Invitational(MSI)の出場枠に考慮される模様です。

スプリット構造の改良・統一

2025シーズンより、全地域で新しい国際トーナメント/スプリット1が始まります。次のスプリット2では、MSI出場チームが決定し、MSI自体はおおよそ7月序盤に変更されます。そして最後のスプリット3は、各地域でクライマックスとなる決勝戦が行われ、そのシーズンの優勝チームが決定します。

Americas, APAC地域の統合

プロチームのビジネスモデルを最適化と地域リーグで全体的に競技性と価値を高めるという目標達成のため、南北アメリカ(LCS, LLA, CBLOL)、アジア太平洋地域(VCS, PCS, LJL, LCO)が統合されます。

これにより合計5つの地域(Americas, LEC, LCK, LPL, APAC)がティア1のリーグとして扱われるようになります。各地域は8チーム構成の予定でAmericas, APAC地域に関しては地域リーグ(ティア2)との昇格/降格リーグモデルにより(シーズンごと?)チームの入れ替わりがあります。

LJLが地域リーグ(ティア2)に

日本のプロゲーミングチーム・国内リーグ「LJL」は、VALORANTの競技シーンと同じような構造となり、まとめると以下のようになります。

  • 来年、日本のチームがAPACリーグに参加できるかどうかは2024年のPCSのSummer Split Playoffsの結果で決定される。
  • LJLはAPACリーグの一つ下である地域リーグ(ティア2)に分類され、来年のAPACリーグに参加できなかったチームはAPACリーグへの昇格をかけて地域リーグ内で争うことになる。

国際大会の出場枠

合計5つの地域(Americas、LEC、LCK、LPL、APAC)へとまとまる可能性がある中、国際大会の出場権も刷新されます。

各地域は、新たな大会に1つの出場枠(合計5チーム)、MSIに2つの出場枠(合計10チーム)、Worldsに3つの出場枠を保有します。加えて、MSI優勝チームと2位の地域がリーグにWorlds出場の追加枠を確保することは変わらず、Worldsの出場は計17チームとなります。

Worlds 2025では、プレイインでシングルBO5の対戦を行い、勝者は他の15の出場チームと共にスイスステージへと進出します。

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