パッチ14.4よりランク戦のLP増減量が変更

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2月22日、公開されたパッチノート14.4よりランク戦のLP増減量が変更されることが分かりました。

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ランク戦のLP増減

パッチノートによると2024シーズンより、「1試合あたりのLP増減幅を+/-28」に変更したことで、プレイヤーが獲得するLPよりも多くのLPを失うケースが多くなっています。そのため、「エメラルド以下のtierに対して1試合あたりのLP増減幅を+/-25」に戻すことを発表しました。

エメラルド未満のプレイヤーにおける1試合あたりのLP増減幅を+/-28に変更したことで、連続で昇格/降格することが多くなり、結果としてプレイヤーが獲得するLPよりも多くのLPを失うケースが多くなっています。そこでパッチ14.4では、1試合あたりのLP増減幅を+/-25に戻し、もう少し安定して上位を目指せるようにすると共に、LPがマイナスに陥る状況を減らしました。 

また、パッチノートに記載はありませんが、スキルとランクの一致させるため降格保護が緩くなり、tierが降格しやすくなる模様です(上記ポスト参照)。

今後のレーティングシステム

RioterのIksar氏によると今年初めにプレイヤーのレーティングシステムが「TrueSkill2」への移行のため、情報通りであれば現在は「MMR」から「Riot製の独自システム」に変更されています。

「TrueSkill」は、マイクロソフトによりXbox Liveでのコンピュータゲームのマッチング用に開発されたプレイヤーの強さを評価(レーティング)するためのアルゴリズムで、「TrueSkill2」はそれに拡張機能として、個人スコア(退場、キル、アシスト、目標達成への貢献度など)といった追加情報を組み込んだものです。

この拡張機能は、Halo 5 の試合から計算されたスキル評価の精度を大幅に向上させることが示されており、TrueSkill2は68%の精度で過去の試合結果を予測するのに対し、TrueSkillは52%の精度となっています。

TrueSkill 2: An improved Bayesian skill rating system

Riot製の独自システム」から「TrueSkill2」への移行時期は不明ですが、Iksar氏は「1年の間に多くの調整/修正/バグフィックスが行われる」と発言しており、今回のようなレーティングシステムへの細かい修正が今後も頻繁に行われると思います。

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