パッチ25.23で新たに実装された新チャンピオン「ザーヘン」は、サモナーズリフトに登場直後、破壊的なパフォーマンスを発揮しています 。本稿では、エメラルド帯以上の統計データや主流ビルド、チャンピオンカウンターを解説しています。
目次
統計データ
現在、統計サイトで集計されているデータによると、ザーヘンは驚異的な記録を叩き出しています。以前のユナラのように新チャンピオンはプレイヤーの習熟度が追いつかず勝率が低迷しがちですが、ザーヘンはリリース直後から高水準の数値を出しています。
- TOPザーヘン統計データ(参考:約40,000試合、エメラルド帯以上)
- 勝率:52.14%
- ピック率:14.46%(全チャンピオン中3位)
- バン率:44%
また、ジャングラーでは勝率約48%とロールごとの勝率には明確な差が生じています。この乖離の主な原因は、ガンク性能の低さ、固有スキル(パッシブ)「戦威修養」の性質によるものです。
現状、ザーヘンのポテンシャルを最大限に引き出すなら、Topレーンの選択が間違いないでしょう。
Topレーン主流ビルドパス
コアアイテム
- ファースト:
トリニティ・フォース or
ストライドブレイカー -
- トリニティ・フォース(主流):追撃性能と基礎ダメージの底上げ。
- ストライドブレイカー:機動力が高い相手に対し、スローを付与して捕まえる場合に選択。
- セカンド:
サンダードスカイ -
- サステイン(回復)とクリティカルによるバーストで、殴り合いの強さが飛躍的に向上。
2手目もしくは3手目以降の選択肢においザーヘンはビルドの幅が広く、状況に応じて柔軟に選択可能です。
- ショウジンの矛: スキル回転率を上げたい場合。
- デスダンス: 物理ダメージ対策および集団戦での生存力向上。
- ブラック・クリーバー: タンク相手の物理防御貫通。
- ステラックの篭手: バースト対策のシールド確保。
- ハルブレイカー: スプリットプッシュを重視する場合。
- マルモティウスの胃袋: 対AP(魔法ダメージ)構成用。
- 覇王のブラッドメイル: HPを攻撃力に変換し、さらなる火力を得る。
※オフメタビルド:一部の上位層では、バーストに特化した「赤月の刃」始動の脅威ビルドも確認されていますが、耐久力が落ちるため上級者向けです。
カウンターチャンピオンとレーニングでの意識
有効なカウンターピック
統計上、以下のチャンピオンが明確なカウンターとして機能しています。
- ジャックス(勝率:53.6%)
- 「カウンターストライク」でザーヘンのAAとQ強化攻撃を無効化。
- ガレン(勝率:55.3%)/ マルファイト(勝率:52.6%)
- 高い物理防御と硬さでバーストを耐えつつ、不利な状況では離脱が可能。ヒット&アウェイでザーヘンのスタック持続時間を枯らす動きが有効。
- レンジ系(ヴェイン、ハイマーディンガー、ティーモなど)
- 近づかせずに一方的に攻撃することで、スタックを溜めさせずに完封。
レーニングでの意識
ザーヘン戦の鉄則は「ロングトレードをしない」ことです。 彼がスタックを溜めきる前のタイミングで引くこと、長期戦で戦わないことが勝機となります。
パッチ25.23のザーヘンは、 高いADスケーリング、強力なサステイン、そして復活能力により多くのユーザーから恐れられています。まだ触っていないTopレーナーの方は、BANされないことを祈りつつ、ぜひこの「理不尽な強さ」を体感してみてください。






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